久々に会って行きたかったお店にご飯を

食べに行ってきました。

楽しく美味しく食べた後

週末会った時の予定を話そうと

切り出した瞬間

あっ……

ごめん。その日は

どうしても外せない予定が

入ってしまって会えない。

え？

2ヶ月前から決めててそれもそっちから

この日って言って決めた予定だよね？

どういう事？

ほんまごめん！

なんの予定？

なんでその日なん？

予定あるって

別の日にする事できたんじゃないの？

一度口に出した不満は

とまることなく

っていうか

まさか

忘れてたわけじゃないよね？

無言の彼

やっぱ

忘れてたんや。

私がこの日っていったわけじゃなくて

そっちが言ってきて予定きめたよね？

先月も奥さん系でダメになって

そして今回も同じ。

私との予定はどうでもいいん？

他の予定ある時は私の予定変えるくせに

なんなん？

365日毎日一緒にいるくせに

そっちの用はいつでも行けるやん。

私との時間なんて

数えられるぐらいしかないのに

わざわざ会う日に

しなくてもいいやん。

そこは仕方ないとこあるやろ？

そうやね。

会いたいって私が言うから

仕方なくあってるようなもんやしね。

ほどよくあって寝て

ちょうどいい相手よね。

私の気持ちとか気にした事もないやろ？

LINEやってそう。

私がしなかったらしてくる事もない。

彼の顔が変わるのがわかる。

口に出しちゃいけないこともある

わかってるけど

私の言葉はとまりませんでした。

そんな事ないやん。

すぐはできひんでもしてるやん。

してきた事ないですけど？

何日も連絡なかったら気になったり

しないの？

なんとも思わへんの？

この間やって

私がなんでずっと連絡しなかったか

考えたりせーへんかったん？

連絡ないなぁとは思ってるし

気にならへん事はないけど

そこまで深く思うことか？

私はため息しかでなかった。

私は気になるよ。

何かあったのかな？

どうしたのかな？って。

しょせんもうそれぐらいの存在でしか

ないって事やってわかったわ。

私はもうどうでもよくなってた。

これ以上言えば彼は怒って

きっと帰る。

いや前ならもうとっくに帰ってた。

そして私ももっと前に自分を止めてたと思う

でももうそれでもよかった。

私は溜まってた思いをこれでもかと

言うぐらい彼に吐き出した。

ホントにごめん。俺が悪い。

月末のは覚えていたけど

今回のはホントに忘れてた。

そう言うと

無言で歩きだした

彼の後ろを

私は少し距離を開けて歩いた

これからどうする？

少しお茶でもしてから帰るか？

私は気持ちの切り替えがまったく

できずにやっぱり納得がいかないと

また話をぶり返した。

彼は背を向けて歩きだした

立ち尽くす私

彼が振り向いて私を見たけれど

そのまままた歩きだし見えなくなった。

戻ってこないとわかってても

私は電話をした。

なんで勝手に帰るん？

話終わってない。

もう話おわったやろ？

私は終わってない！

電話は切られました。

これが最後かなーと

思うと涙がとまらなかった

でも私は言わずにはいられなかった

友達に戻ろうと言われた日から

今の関係になってその中で

伝える事もできずに

ずっと胸の奥底に押し込んでた気持ちを。

少しぐらい気にしてくれても

いいじゃない

たまには私の事優先してよ。

ひとしきり1人で泣いて立ち上がり

顔をあげると彼が目の前に立っていました。

もう俺は話は終わったのに

まだなにがあるねん？

私は何も言えず彼に抱きつきました。

おまえな、

仕方なく会ってるとか

そんな言い方するのやめろ。

そんな気持ちで会ってない。

ごめん

そしてどちらともなく繋いだ手

大きくてあったかくて

この手をまだ離したくないと思った

お互いの駅までの真ん中にある

コンビニで

コーヒーを買って

帰るまでの時間

公園で話をしました。

お前はほんまわがままでめんどくさい

いつまでたっても同じ

なんも変わらへん。

もっと大人になられへんのか？

なろうとは思ってるけど……

努力してみる。

それよりさ

土曜日会えへんの悲しすぎる。

会えなくなった日の埋め合わせは？

平日なら時間作れるから。

じゃ平日は時間限られてるから

2日会えるようにしてな。

そんな交換条件みたいな事言って

お前はすぐ調子乗るんやから。

やっぱお前とは別れるわ。

え？

別れるって…

私ら付き合ってないから

別れられへんで。

頭にゲンコツされました

人通りがあるから

帰る時のキスはできないと

諦めていたけど

人が少なくなった瞬間、チュ！

そしてなぜか真ん中だったのに

いつの間にか彼の帰る駅の前。

おかしくない？

また私が見送る方やん。

普通はそっちが見送る方じゃないの？

きにするなと

笑いながら手を振って帰っていきました。

どこにいてもやっぱり私は見送る方

私は彼が好きというより

執着の方が強いのかもしれない

自分の気持ちが自分でもわからない

時がある

それでも私は今は彼といたい

それだけははっきりしてる

そして願う

いつか彼と叶えたい夢を。