私の誕生日

毎年平日が誕生日なので

10日か11日のお休みにお祝いを

して貰ってた。

今年はもう会えないと

諦めてた。

連絡をするのをずっと我慢していたけど

2日前に会えないかなとLINEをした後

それに対しての返信はないまま。

いつものように眠れぬ夜を

過ごしていると

明日逢いに行くよと

LINEが届いた。

私は嬉しいと言うより会うのが

怖くなった。

会うのは最後になるかもしれない

会ったら余計に気持ちが後戻りして

また苦しむ事になる。

わかっているのに。

でも会いたかった。辛くなろうとも

心が彼に会いたいと叫んでいた。

会えないと思っていたから

何をするとか何も予定をたてていなかった。

すぐ出かけられる準備をした

ものの心臓が

バクバクして落ち着かない。

着いたよと連絡が来て

少し上がってくる？と聞くと

わかったと言って彼が今までと

変わらない笑顔で久しぶりといいながら

やってきた。

私はこみあげてくる涙をこらえるのに

必死だった。

何気ない世間話をしながら

何をするか話し合ってるうちに

私はどうしようもなくなって

ねぇ少しだけくっついてもいい？と

言って

彼の背中に後ろから周り抱きしめた。

広い背中に顔を埋め彼にわからないように

涙を何度も拭った。

何分たったかわからない

無言で時間をすごした。

涙がとまらなかった。

彼が私の顔を両手で挟み顔を上げた

私はその瞬間気持ちが溢れ出し

もう私への好きは全然なくなったの？

と今更聞いても仕方ない事を

聞かずにいられなかった。

減ったという言葉を使っていたけど

それはなくなったに等しい。

半分あっても減った気持ちは

減ることはあっても増える事は

ないんじゃないか？と言われた。

聞かなければ良かったと思いながら

受け止めないと諦めきれない

自分がいる。

目の前にいるこの人が

私の世界からいなくなるのだ。

私は耐えられず色んな言葉を彼にぶつけた。

そんな話をする為に今日来たんじゃないよ。

楽しい1日を過ごす為に来たのに。

俺の選択が間違えてた。

部屋に来るべきじゃなかった。

我慢ばかりさせてきて

お前がお前じゃなくなっていく

それが辛い。

出会った頃のお前に戻ってほしい。

やっぱり俺があかんのやろな。

彼が来るまでは私も同じように思ってた。

楽しい1日を過ごして笑って

別れようと。

なのに私はできなかった。

こんなんじゃいる意味がない。

会いたいと思ったから来た

という彼の言葉に

諦めるといいながら期待を捨てきれず

しがみついている。

余計気持ちが離れる事ばかり

口にしている。

言葉にならない言葉で気持ちと

ごめんなさいを言った。

そして気持ちを落ち着けて

話をした。

彼の今の気持ち、奥さんに対する気持ち

これから先の気持ち。

私はなぜもっと早くちゃんと彼と

話をしなかったんだろう。

聞きたかった事を聞いていたら。

自分の気持ちばかりで彼の気持ちを

いつからか信じる事が出来なくなって

いた。

今になって聞くなんて。

後悔しても戻れない。

ごめんねと何度も何度も私は

言った。

そして私達は体を重ねた。

残るのは虚しさだけかもしれないと

思いながら彼と私は愛し合った。

たくさんのキスをして

感じた事のない気持ちを感じながら

彼を感じるのはこれが最後かもしれない

彼と私は何度も見つめ合い

お互いを感じ果てた。

虚しさはありませんでした。

後悔も。

その後ご飯を食べに行って

帰りにケーキを買ってくれました。

使えずにいた陶芸教室で作った

カップにたてたコーヒーを入れて

Happy birthdayの歌を歌う彼

そして笑いながらケーキを

食べる私達の動画を撮りました。

ねぇ

好きが今は半分で減る可能性強くても

増える可能性もあるよね？

自分磨いてチャレンジするわ。

今以上減る可能性もあるねんで？いいん？

その時はその時！

いつものように大笑いしながら

やっぱりお前はアホやな。

精神年齢も低すぎる。

でもこんな俺をそんなに好きに

なってくれてありがとうな。

でも期待はするな。

わかってる！

許される時間まで私達は

くっついて時間を過ごした。

少し寝て目を覚ました彼は

時間が経つのがはやすぎると

つぶやいた。

私の胸ははりさけそうになった。

そして帰る時間より1時間遅く

一緒にいてくれて

私の部屋から帰っていきました。

私達の関係はこれから先

どうなって行くのか…

今まで通り電話やLINE

そして会える時は会うよ

友達として。

でもそれは私からの連絡。

彼からは連絡してくる事はきっとない。

こんな別れ方

彼をズルいと思う人もいるかもしれません

私をいつまでもしつこい女だと思う人も

いるかもしれません

繋がりを断つ方が前向きに歩ける

のもわかっているのに

明日切れるかもしれないけれど

今はまだ私にはその勇気がありません。

自分の気持ちに答えを出して

1日でも早く前にすすめる私になりたい。

でも彼を忘れたくない自分もいるのです。

気持ちの整理もつかないままなので

文章きっとめちゃくちゃです。

でも今日も少し泣く事ができました。

毎日何も感じず笑う事もなく

ただ一日が終わる事だけを願う日々

色褪せた毎日とはこんな事を言うのだと

知りました。

今日は少しでも長く眠れますように。

諦めないと…と思う気持ちと

諦めたくない気持ちがかわりばんこ

にやってくる。

諦めたくて心に封をしようと

すると隙間から

とめどなく気持ちが溢れ出てくる

忘れた方が前向きに生きていける？

忘れないと生きていけないの？

大好きな気持ち忘れたくない

大好きなまま前向きに生きて行く事は

できないのかな

友達に戻ろうと言った彼と

もう戻れないもう2度と会わないと

言った私

彼の目は真っ赤になっていた

最後のハグと何度も何度も

キスをして彼は私を離して

帰っていきました。

出逢った日からどんな時も

後姿見送るのはいつも私でした。

最後の日もやっぱり私だった

ドアミラーに小さくなってく彼の後ろ姿

1人になった後悲しいのに

涙が出ませんでした。一滴も。

泣く事すらできません。

ずっと決めた別れ方何一つできなかった。

笑って離れる事できなかった。

家に帰りついた後私は彼に

ラインを送りました。

明日電話で話せる？

あのね

昨日の言葉は撤回して。

やっぱり友達でいい

いっぱい考えて

私決めた

世界中の誰と比べても

私の大好きは誰にも負けない

悪いけど奥さんなんか

足元にも及ばないし。

もう一度振り向かせてみせるから

覚悟しといて！

みっともない未練がましいやつだと

自分で思いながら笑い話に

なれるように

笑って電話切れるように

彼に言った

彼は大笑いして

わかった

お前は強いなぁと言った

声が元気になってて安心した

電話を切った後

少しだけ泣けてきた

彼とはまだ細い糸で繋がってる

でも私の胸には大きな大きな穴が

空いたまま

当分埋まりそうにありません。

彼とのやりとり

友達としてだけど繋がってたい

そのやりとりで私は生きながらえている

朝目が覚めなればいいのに

寝てる時だけは何も考えずにすむから

でも必ず朝は来る

起きた瞬間

大きな喪失感に襲われ

重い体を起こす毎日

玄関を出るとお日様を探します。

どうしようもない

弱い私の心を全部吸い取って下さい

今日1日頑張れるパワー下さい

そしたら少し元気になれる

10分で消える時、お昼までもつ時

残念ながら1日はもたないけれど

お日様パワーに頼るそんな毎日です。

心が辛くなると行き場のない

気持ちをノートに書いたりしてみてる

誰にも言えない気持ち

書く事で保ててる気がする

書くと少し気持ちが落ち着いてくるから。

来月は私の誕生日

1人は寂しすぎるから

友達としてご飯付き合って

と言ったら

考えとくって言われた

言ったもののいつとか

会話できるはずもなく…

彼との連絡を全て断つ事が

ホントはいいのかも知れない。

私が可哀想で彼ができずにいるのも

わかってる

それがよくないことも。

それでも私は繋がっていたい

憎む事も嫌う事もできない

傷つける事すらしてくれなかった

私の心は

彼を想う気持ちでまだまだいっぱいだ

そして今日もまた

彼を想い眠れぬ夜を迎えるんだろうな

ねぇ今何を思って過ごしてる？

あれから

私を思い出す夜はありますか？

辛くても悲しくても

つくり笑顔でもいつか

ホントの笑顔にまたなれる日がくる

と信じて

今日も顔を上げて過ごそう

下を向きそうになったら

また上げてそうやって過ごそう。

いつか……

こんなに突然くるなんて

何かあれば切れてしまうかもしれない

細い糸

わかっていたはずなのに

ケンカしても話をすれば

またいつもの2人に戻れる

そう思ってた

些細な事で始まった事が

別れにまで行き着くなんて。

私は約束を忘れて自分の思いを

抑えられなかった。

それでもまた元に戻れるって

思ってるバカな自分がいた。

次会う時は別れ話

こんなに辛い思いをしたのは

何年ぶりだろう。

たまたま詰めて仕事をいれていた

おかげで考える時間が少なくて

救われた。

人は辛すぎると涙でないもんなんだなぁ

って思った。

私は1人で気持ちをどうする事もできず

彼の親友にLINEをした。

彼の親友であり私の友達

いつもどうしようもなくなった時

心の内を聞いてもらってる。

仕事が忙しかったのか返事は

こないまま仕事から帰ると同時に

酔っぱらいやけど電話しても

かまへんかー？とLINEが届いた。

電話するじゃなくて

かまへんか？の言い回しに

優しさを感じて涙がとまらなかった。

あいつは1番乗り越えなあかんとこ

なんで乗り越えられへんかったんやろと。

不倫は自分も経験済やから

しんどいだけやからやめとけと

いつも言うからホントは反対してるんだと

ずっと思ってたのにそうじゃなかった。

昨日の夜も電話をくれて

色んな話をしてくれた。

今日はそれ以上に色んな話をしてくれた

気持ちが潰れそうで

どうしようもない気持ちが嘘のように

軽くなっていくのがわかった。

もう少しでいいから一緒にいて

ほしいのにと言ったら

もう少しじゃないやろ？

ずっとずっと一緒いたいん

やろ？お前は。

あいつの事が好きならその気持ちを

貫き通せ。

愛し抜けと。

別れるなら別れるでいい

でも私は自分の気持ちのままで

これからもあなたを愛しながら

生きて行くと

堂々とアイツにいえ。

それがお前の愛し方だし

お前という人間の生き方だからと。

そして今別れる事を後悔させたらいいと。

そして会った時には全部自分の気持ちを

ぶつけろ遠慮せずに。

みっともなくてもいいから

全部ぶつけないとあかん。

その権利がお前にはある。

朝起きたら今日とは違うお前に

なってるから

辛くても笑え

笑ってないとあかん

下は向いたらあかん

お前は笑ってないとあかんねん。

俺もいつもそう思いながら毎日送ってると。

話はLINEとかでしたらあかん

電話もよくない。

やっぱり会って顔と目を見て

話をしないと絶対あかんよ。

眠れるかわからないほどの

辛さに占領されてた心が楽になって

私は少し笑えるようになっていた

私はたくさんの言葉をもらった

これから生きてく為の言葉

自分を大事にしろ

自分を好きでいないといけない

気持ちを埋めるための

他の誰かなんて考えたらあかん。

それはあいつのかわりでしか

ないねんから。

そんな事で気持ちは埋まらない

産まれる時も死ぬ時は人は1人だけど

1人では生きていけない

辛い時は頼ればいい

今日より明日

明日より明後日

変わらないようで気持ちは変わって

いってるから

どんな時も時間は嫌でも経つし

辛い事は癒してくれる

だから人は生きていける

笑い話にいつかできるようになれ

朝目が覚めた瞬間辛さが

襲ってきた

でも笑ってみよう

できる限り